久々の798

朝鄭くんから電話がかかってきた。何と福建行きが1週間延期になってしまった。脚本を大幅に変えるので撮影が延期になったのだ。
確かに20集の低予算ドラマなのに、タイとかアメリカの農園とか豪華客船とか出て来てふろしき広げ過ぎ。
それで飛行機のチケットを払い戻す為に鄭くんとその彼女とで酒仙橋にある旅行会社まで行く。
その後は北京は3度目の鄭くんが798に行きたいと言うので3人で行くことにした。
798は日曜日ということもあって大賑わいで至る所でいろんな作品を鑑賞出来た。「798は商業主義的すぎる」と言われているが、気軽にアートに触れられるというのはいいことである。でも全体的に飛び抜けた作品はあまりない。想像の範囲内と言うか。「よくわからないけど、これすげーよっ!」という感動には会わない。
展示してある作品よりこの元工場跡地という場所の雰囲気が好きだ。平日のひっそりした感じも好きだし、今日みたいなお祭り気分もいい。
人間観察にももってこいで、いかにもアート関係の仕事をしている人や、美術系の学生、そして正体不明な人々。この日はシャネルのツートーンタイツ(前が白で後ろが黒)を穿いた「おしゃれなんだけど‥…」なビミョウな女を見た。
それが一番おもしろかったかもw