島探索

いつも半島ばかり歩き回っているので今回は島を重点的に見て歩くことにした。前に「電影現場之旅」というロケ地を詳細に紹介している本も買ったので、迷子にもならないだろう。
湾仔は今、古い建物が壊されて再開発の真っ最中である。ここでええかんじの古いビルを見つける。「藍屋」という名のこのビルは、湾仔周辺の古い建物保存会の事務所みたいなものになっていて、それ用の冊子なども置かれていた。でもオープンは午後1時から。そこでもらった地図でいくつか回るが、湾仔街市はすでに壊されて再開発中。「緑屋」は保存状態が良くなくてただの廃屋だった。建物保存は難しい。
そして「花様年華」の舞台になった「金雀餐廳」へ。トニー梁朝偉とマギー張曼玉が一緒にご飯を食べた場所である。
一階なのに窓はなく、そのせいで何となく地下っぽい。椅子や照明は映画と同じだが食器は別物。撮影の時に照明を替えたら、元の方がいいと言われてまた付け直したとか。午後だったので西多士(フレンチトースト)セットを頼む。他の茶餐廳のより油っぽくなくて大きかった。テーブルに敷かれた紙がかわいかったのでもらう。お客は数人しかいなかったので、接客もなごやかだった。
街はクリスマスで一色。テレビのニュースでは今年の香港経済は若干のマイナスで良くなかったと言っていたが、街を見る限りそういった空気はない。
そしてバーゲン!今年は春節が2月14日なのでまだまだ序盤と言った様子だ。私はバッグとブラジャーを買って大満足。