ここにもデジタルの波が

日本では2011年からデジタル放送に切り替わるが、家の両親は未だ何のことかピンと来ない様子である。
で、北京はどうなんだろうと思っていたら、12月からテレビのチャンネルがさっくり20局ぐらい消えてしまった。
もともと60局ぐらい見られたのだが、今は40局ぐらいしか映らない。掲示板の貼紙にはこう書いてあった。
「団地内のテレビは今後デジタル放送に切り替わる。そうなると140チャンネルが見られる。しかしそれには専用チューナーを購入しなくてはいけない。今なら598元で買えまっせ。買わないなら40チャンネルのみ受信可。」
大家さんからは早々と「うちは新しいチューナーは買わないからね」と宣言された。世間とは逆に退行している自分。
そんな中国の事情とは別に、今は日本のテレビが北京で見られるシステムが出来て販売(レンタル)合戦になっている。日本の実家と北京の家と両方チューナーを設置するものから、北京の自分の部屋のADSLからPCに繋げて観るタイプなど仕組みもそれぞれだ。もしかしてこれは世界的な動きなんだろうか?
昔はちょっと高級なマンションに行くとNHK-BSが入っていてそれで感動していたが、技術はどんどん進化している。
私自身は「そんなにテレビチャンネルはいらんだろう」派だ。しかし「上海テレビ」が見られなくなったのはちょっとイタい。「黒龍江テレビ」とトレードしたいなあ。