北京南駅は遠かった

日本に帰るのに今回は船に乗る事にした。一度乗ってみたかったのだ。私は乗り物酔いが激しいのだが、以前九州の門司港から神戸まで船に乗った事があってその時は船が大きかったせいもあってずっと快適だった。太平洋を見ながら風呂に入るのが最高だった。しかもその時大部屋を使う女子は私1人で貸し切りだった。受付のおばちゃんが男性から隔離してくれたのだ。
さっそく予約しようとネットで検索。北京に代理店があり電話して予約する。その後オフィスまで行きチケットを受け取った。
そのまま北京南駅を下見しようとバスに乗る。「北京南駅」というバス停に降りたのに影も形もない。近くのおばちゃんに聞くと、
「つきあたりの大通りを右に回ってバスに乗って行って」
と言われる。でもその大通りが高速道路で中央分離帯でうろうろしてたら乗るべきバス停を見失った。そのまま看板を頼りに徒歩で行く。工事中の道をひたすら歩いてやっと北京で一番最新設備が揃った駅に到着。
この駅は造りが空港みたいになっていて1階が到着、2階が出発フロアーになっている。天津や青島行きの新幹線型車両はここで発着する。出来立てなので中は眩しいくらいにピカピカ。自動販売機で22日の朝一番の列車の切符を買う。1週間先の切符まで売っていた(天津行きのみ)。1等68元、2等58元。
<燕京号の切符販売>
北京神舟国旅 建国門外大街28号(ホテルニューオータニの裏)旅游大厦1F
電話 8515−7468
日本と中国をつなぐ船のチケットを販売。その他にモスクワ、ウランバートル行きの国際列車も購入可能。(手数料50元)
たぶん中国語のみの対応。