ベニスビーチへ

今日は午後から海辺で撮影。日差しは強いのに海風は冷たかった。ロスに来てからすっかり真っ黒になってしまった。特に手が!1年かけて美白した努力も水の泡。スタッフの年配の女性はそれでも抵抗を止めず、日傘やら長〜い手袋やら片時も手放さないが、これがロスの抜ける青空の下では超ーーかっこ悪い。地元民はきれいめ色のリゾートワンピースで堂々とむらなく日焼けした肌を見せびらかしているのに。
アジアで美白がもてはやされているのは美白=裕福の象徴だからで、中国でも肌が黒いのは肉体労働者の貧乏の証。でもそれはここでは通用しない。長期のバカンスで得たブロンズの肌+エステやヨガで鍛えた体と高級ブランド品はとても相性がいい。実際そんなかっこいい欧米系女性を見かけた。
ここで問題なのは成金おばさんのブランドファッションである。特にアジア人でブランド品が似合うのは何十年もブランド品を使いこなした本物のお金持ちだけである。
ルイ・ヴィトンのお店でバックの値段を聞いたら、1000$っていうじゃない。北京のA貨(品質がいい偽物)だったら何百元よ!だったら偽物買うわよ。ちょっと見ただけじゃ偽物なんて分かりゃしないもの。」
なんて言っている人には救い無し。「人に自慢できるかどうか」が基準でブランド品買う行為自体がかっこ悪いことを知ったほうがいい。