お正月映画出揃う

北京もだいぶ寒くなり今日今年初のダウンコートを着る。そして亜運村のイトーヨーカ堂に行ったらクリスマスの飾り付けがしてあり、多分北京で一番早い模様替えかもしれないと思った。北京のクリスマスはあまり盛り上がらない。欧米人が多いエリアから徐々に浸透はしているが中秋節の盛り上がりにも及ばない。ケーキよりも月餅に命を懸ける中国人。
そんな中、年末の中国映画もほぼ出揃ってきた。注目は馮小剛監督「集結号」(12月20日公開)、陳可辛監督「投名状」(12月13日公開)周馳星監督「長江7号」(07年末公開予定)の3作品。あと個人的に観たいのが王家衛監督「MY BLUEBERRY NIGHTS 藍苺之夜」(12月22日公開らしい)。「投名状」は必ず観るが「長江7号」は微妙。予告を見ると周馳星と小さな男の子が登場して少し泣かせどころもありそうな感じ。私はやっぱり90年代の周馳星の作品のほうが好きだ。「喜劇之王」以降の作品は笑えない。周馳星がくだらない(無厘頭=頭が無い)お笑い以上のものを求めているのはわかるけど、そんなくだらないけどおもしろい笑いを作れるのは周馳星だけなのに。
それ以降も来年は陳凱歌監督「梅蘭芳」、ジョン呉宇森赤壁」が公開される。「赤壁」が日本の雑誌でも既に紹介されていたのには驚いた。(クランクアップもまだなのに)楽しみはまだまだ続きそうだ。