「老港正傳」上海国際電影節で上映

大忙しの「老港正傳」出演者たちは北京で宣伝活動を行った後上海に移動。アンソニー黄秋生なんて記者会見の舞台上で「今飛行機から降りたところなんだ。ここには椅子もないのか。」とその場でしゃがみこんでしまった。その後椅子とテーブルが運ばれそこでやっと落ち着く「老港正傳」メンバーたち。黄秋生は映画のこういった宣伝活動には慣れているが、その分言いたいことはばしっという人である。以前にも香港での映画宣伝で、映画と関係のないミニゲームとか延々続いた時に(香港は多い)、「何てくだらないんだ」って怒ったから。みんなそう思っていたけど敢えて言わないのだが、ここで私は一人黄秋生に喝采。
しかし北京での記者の質問と上海での記者の質問がだぶっていた。きっといろんな場所で同じ質問をされているのだろう。それに笑顔で答えるスターは苦労する。
ちなみにこの映画のプロデューサーの方平はよくマフィア映画で悪役を演じる人である。名前は知らなくても顔を見れば分かる。役者ではない方平はわりといい人に見える。