たびたび撮影風景はテレビで映っていたが、とうとう公開間近である。燕莎あたりに大きな看板も出てモッくんのきれいなお顔も拝める。年を取ってもさすがモッくんである。夜の上海を舞台にした日本人サラリーマンとタクシー運転手の話という以外はまだ詳しく知らない。上映前だが大学生が主催する映画祭で賞をもらったり、今回の上海国際映画節にも出品するのでこれから目にする機会も多くなると思う。それにしても中国は女性のタクシードライバーが日本より多いとはいえみんなおばちゃんである。そこに設定に無理があるんじゃない？と思ってしまうが。外灘（バンド）で撮影したりして、かなり外国人（特に日本人好み）になっているだろうとは予想出来る。上海人は昔の風景に対して感慨なんて持っていない。その辺の誤解がまた広がりそうだ。
