中国映画

「飛馳人生(ペガサス 飛馳人生)」をネットで見る

「時代劇制限令」のあおりを私も少しばかりくらってしまい、しばらく日本に滞在することになった。とりあえずNetflixに入ろうかな。 今年の旧正月に大陸で上映され、3月の「中国映画祭 電影2019」でも上映されていた。そして5月3日から日本でも一般公開。全…

香港で「流浪地球(さまよえる地球/流転の地球)」を観る

今週になってがくんと上映回数が減ったので慌てて旺角の映画館へ。 既にNetflixで190カ国、28言語での配信予定が決定している。 流石にVFXは素晴らしい出来。特に北京、上海が氷河で覆われているシーンは、馴染みがあるだけに圧巻。大画面で見る木星の模様も…

香港国際電影節で「撞死了一隻羊(轢き殺された羊)」を観る

2018年東京フィルメックスでも上映。 チベット映画なのに、プロデューサー王家衛(ウォン・カーワイ)のテイストがあちこちに点在している。それとも監督の元からあるセンスなのか? 最初に現れるチベットの諺が肝。「もしあなたに私の夢を語ってもあなたは…

大阪アジアン映画祭で「過春天」を観る

香港とシンセンを運び屋として行き来する高校生の物語。「過春天」はその運び屋の隠語でボーダーを渡ること。 英語のタイトルは「The crossing」。ボーダーを越え、運び屋という犯罪の世界を越え、少女から大人へ越える物語だ。 シンセンで母親と一緒に暮ら…

今、香港で観られる映画あれこれ

大阪アジアン映画祭のことばかり気にかけていたが、来週から香港に行くんだった。 一般上映でとりあえず観たいのはこのあたり。 中国映画「流浪地球(さまよえる地球/流転の地球)」 大陸の旧正月でメガヒットしたSF映画。呉京(ウー・ジン)が遂に地球まで…

香港国際電影節チケット発売開始

今年のテーマは「Colours in the Dark」。写真は夏永康(ウィン・シャ)。電影節大使は古天樂(ルイス・クー)から郭富城(アーロン・クォック)に交代。 HKIFF 今年は上映場所も増えて、発行手数料もかかるようになったが、ネットで買えるのはありがたい。…

2月23日から大阪アジアン映画祭チケット発売開始

しっかり朝10時前からセブンイレブンにスタンバって狙っていたチケットを買いまくった。まとめ買いは出来なくて、一枚ずつプリントアウトされたチケット詳細用紙をバサッとカウンターに持って行き、これまた1枚ずつ清算するので店員さんは苦笑いだ。 今現在…

中国映画「大象席地而座(象は静かに座っている)」を台北で観る

一晩ぐっすり眠って、まず見たのがこの映画。第19回東京FILMEXでも上映されている。上映時間が約4時間もあるので途中寝るかと思ったが、まったくの杞憂に終わった。 後ろ姿が象徴的なポスター。グレーな街で彷徨う4人が最後導かれるように出会う。 台湾での…

中国映画「地球最後的夜晚(ロングデイズ・ジャーニー、イントゥ・ナイト)」をネットで見る

日本では2018年東京フィルメックス、台湾では2018年金馬奨(ゴールデンホース・アワード)」で上映されている。 どちらでも前評判はかなり良く、私も期待を大きくして待っていた。大陸では12月31日から公開でタイトルと年越しをうまく引っかけて宣伝していた…

饒暁志(ラオ・シャオジ)の長編映画デビュー作「你好、瘋子(The Insanity)(2016)」をネットで見る

映画「無名之輩」が良かったので、その前の作品も見てみることにした。 舞台の映画化。こちらも演技派揃い。基本的にはワンシチュエーション映画。精神病院に閉じ込められた7人が何とかして自分は正常だと証明して脱出を図ろうとする物語。 密室の中で繰り広…

中国映画「無名之輩(A COOL FISH)」をネットで見る

2018年11月公開で評判の良かった映画も只今ネットで公開中。 どうにも這い上がれない人々の群像劇。登場人物は一見バラバラに見えて、実はみんな繋がっている。「橋城」市という架空の地方都市が舞台だが、実際のロケ地は貴州省都匀市で撮影。なのでみんな貴…

氷点下の世界から南国へ 北京→海口

結局北京には4ヶ月半もいた。次第に気温も下がり、乾燥のせいで全身粉がふいて痒いわ、爪はパキパキ割れるわ,3日に1度は鼻血が出るわでたいへんだった。 飛行機の中でご来光を拝む。 海口の美蘭空港には更衣室もあって、そこで南国仕様に着替えることが出来…

中国映画「喊・山(MOUNTAIN CRY)2016」をネットで見る

2015年釜山映画祭のクロージング作品。 80年代の山西省の田舎が舞台。どれくらい田舎なのかというとこれくらい。 去年、上海から銀川まで列車に乗って移動した時に山西を通過したが、山奥のすごいところに人家があったりして驚いた。 その山奥の村で爆発事故…

張芸謀(チャン・イーモウ)監督映画「影」を映画館で観る

海外でも紹介されていて高評価らしい。多分日本でも近いうちに公開するだろう。 一瞬、白黒映画かと思うくらいモノクロを基調とした映像。張芸謀の時代劇はいつもどの場所も均一に明るくて照明に奥行きがない。そこに薄~い素材で印刷した屏風や幕が部屋いっ…

「カイジ」が豪華にリメイクされて中国映画に「動物世界(カイジ 動物世界)」

監督の韓延が「カイジ」の大ファンで原作者の福本伸行に一度は断られるも、何度も自分の脚本を送ってやっと許可が下りたらしい。日本ではNetflixで見られるので、それで見た人がちらほら。 原作漫画と日本版映画はまだ見ていない。単純なジャンケンゲームか…

10億元は超えたけど「一出好戯」

2018年8月10日公開で、18日には興行成績10億元を超えた。それだけみんな監督としての黄渤(ホアン・ボウ)に期待していたということだろう。今ではネットでも公開中。 黄渤が監督脚本主演担当で、気合が入っているのはひしひしと伝わってくる。 会社の慰安旅…

ありきたりなのに嫌いじゃない「酔後一夜(2012)」を騰訊視頻(テンセントネット)で見る

アルパカも謎を解く鍵を握る重要な存在。 主演は余文樂(ショーン・ユー)&張静初(チャン・チンチュー)、監督は曾國祥(デレク・ツァン)&尹志文(ジミー・ワン) 舞台は北京。酒に酔った勢いで記憶を無くし、朝目覚めたら見知らぬ男とベッドの中だった…

何もかもかわいい映画「第一次(メモリー First Time)2012」

以前はどっしりした文芸作品は得意だが、若い子向きのおしゃれな映画は苦手だった中国映画。章子怡(チャン・ツィイー)主演映画「非常完美(ソフィーの復讐)2010」でもまったく舞台が北京に見えなくて、欧米映画のバッタもん感200%だった。 変わったのは…

ツイハーク監督映画「狄仁杰之四大天王(王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン)」を騰訊視頻(テンセントネット)で見る

2018年7月27日公開。大ヒットしたこともあり中国では1ヶ月以上の長い上映期間だった。そのため映画館での上映がまだ終わっていないのに、ネットでも公開することに。 多分ツイハークが一番楽しかったのではないかと思う内容。探偵としての謎解きより、もう妖…

ネット映画の先駆け「指甲刀人魔(2010)」を見る

これもずっと観てみたかった作品。画像が粗くて画面も小さいが、当時としてはそれでも画期的だった。 原作は彭浩翔(パン・ホーチョン)の短編小説からで、プロデューサーも担当している。監督は曾國祥(デレク・ツァン)と尹志文(ジミー・ワン)の「戀人絮…

今年のダークホース映画「西虹市首富」を映画館で観る

今北京に滞在中で、急にこのブログが開かなくなった。以前にもそういうことがあったので、暫く待ってようやく再開出来た。でも開くまではドキドキだ。 この作品はまったくノーマークで誘われて観た。現在興行成績が21億元突破で超ヒット中。 中国で「開心麻…

姜文(チアン・ウェン)監督映画「邪不圧正」を映画館で観る。

7月13日から大陸で公開中。興行収入は既に5億元を突破したので、大ヒットと言えるだろう。 相変わらず姜文の趣味が100%の映画。しかし今回は主役の座をポンちゃん(彭于晏/エディ・ポン)に譲って自分は脇役に回ったので、以前ほど「オレ様映画」にはなって…

張家輝(ニック・チョン)監督の第3作目映画「低圧槽欲望之城」をネットで見る

第1作目がホラー、第2作目がエクソシスト、そして今回は中国版「シン・シティ」。 「孤城」という架空の都市が舞台。大人になったらギャングか売春婦か汚職まみれの公務員になるしかないようなバイオレンスな街だ。そこで主人公が請け負うのは潜入捜査。「悪…

「轉山(転山)2011」をネットで見る

最近チベットの資料を探すついでにいろいろチベット関連の映画を見ている。日本では2011年の第24回東京国際映画祭で上映済み。 英語タイトルの「KORA」とはコルラのこと。神聖な山の周りを五体投地で巡礼することである。亡くなった兄の代わりに麗江からラサ…

只今大ヒット中!「我不是薬神」を映画館で観る

監督はほぼ新人だが、プロデューサーが寧浩(ニン・ハオ)&徐峥(シュウ・チェン)で、二人の好みを色濃く反映した映画になっている。細部にまでこだわった見応えのある作品。 7月5日からの公開ですでに6億元の興行成績を達成。 2002年の上海が舞台で、実際…

小手先の演出が大自然に勝てるわけがない「七十七天(2017)」

大陸では去年あたりからチベット関連の映画が増えて、ちょっとしたチベットブームになっている。 「七十七天」は北チベットを単独で旅をする映画。厳しすぎる環境のため人は殆ど住んでいない。撮影は李屏賓(リー・ピンビン)。超ひきのアングルで壮大な景色…

張孝全(ジョセフ・チャン)&桂綸鎂(グイ・ルンメイ)が悪役カップルで主演「巨額来電(2017)」をネットで見る

日本でも「オレオレ詐欺」が有名になったが、これはその中国版。詐欺集団の手口が分かりやすく説明されている。 中国大陸にとどまらず、台湾、香港、タイでも撮影。タイでの銃撃戦&アクションシーンは大迫力。 他人をめったに信用しないことで有名な中国人…

「嘉年華(天使は白をまとう)」をネットで観る

2017年東京フィルメックス、今年の香港国際映画祭でも上映された。 12歳の少女2人に対する性犯罪を告発する映画。16歳の少女が証拠のカギを握るが、不法労働者なのでそのまま証言出来ない。 映画全編に女性性の象徴が多く登場する。一番目立つマリリンモンロ…

張艾嘉(シルビア・チャン)監督作品「相愛相親(妻の愛、娘の時)」をネットで観る

2017年11月に公開して評判の良かった映画。日本では2017年東京フィルメックスで上映された。 イラストバージョンのポスターもいい感じ。 祖母母娘の3世代に渡るラブストーリー映画でありホームドラマでもある。 祖母が死んだ後、田舎にある祖父の墓を移し祖…

大陸でも4月4日から公開決定「爆裂無声(無言の激昂)」

中国映画祭電影2018にて大阪で上映。この時点で大陸での上映計画はまったく白紙だった。じゃ、日本で観なくっちゃね。 この映画も「心迷宮」と同様一筋縄ではいかない。失踪した息子を探す男と、違法な鉱山経営をするヤクザな社長、その顧問をする弁護士が三…